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世界史教室

大学受験生のための世界史問題解説

過去問センターワンフレーズ論述参考書疑問

改訂版・詳説世界史論述問題集-2

第2部 p.107 例題5 これも旧版(p.111)にあるもの同問・同解説・同答です。まちがいはないのですが、この程度の解答は学生もよく書くレベルのもので、東大の厳しい採点に半分も得点があるかどうか。「厳しい」とは合格した受験生の再現答案と開示得点との対…

改訂版・詳説世界史論述問題集-1

茨木智志・鳥越泰彦・三木健詞=編著『改訂版・詳説世界史論述問題集』山川出版社 2008年8月20日発行 ■長所 1 第1編の通史と第2編のテーマ史、それに練習問題と合計して175問あり、改定前のものが209問あったのと比べると少なくなりました。それでも問題量が…

段階式 世界史論述のトレーニング

『段階式 世界史論述のトレーニング』Z会 2004年8月1日改訂版 これは旧版の『Z会 世界史論述のトレーニング』増進会出版社 2000年4月1日の新版として出版されています。問題とそれにともない解答・解説もちがっています。ただ旧版の欠点をそのままひきずっ…

『テーマ別東大世界史論述問題集』駿台文庫-2

1997-1(p.141) ●列強に半植民地化された清では、孫文の三民主義が華僑や民族資本家に広まり、辛亥革命が勃発、中華民国が成立し清は滅亡した。これを機に外モンゴルはソ連の影響下で独立し、……ロシアも革命で崩壊しフィンランド・バルト三国・ポーランドなど…

『テーマ別東大世界史論述問題集』駿台文庫-1

○ 長所 1)2012年から1989年までの24年分全問と、簡単なポイント、解説的な視点、そして解答例です。問題が付録のように付いていてます。つまり問題をかの赤本同様に25年分網羅している点は、それに付随した解説・解答例がなんであれ、倉庫のような価値はあ…

東大のディープな世界史

『東大のディープな世界史』中経出版 この参考書はすべて縦書きにしていますが、なぜそうしたのか理由が書いてありません。東大のじっさいの問題文は横書きですし、解答用紙も横書きです。 それだけでなく段落分けをよく使っていますが、これは要らないこと…

一橋世界史の再現答案

一橋合格者に答案を再現してもらいました。 第1問 三圃制普及など農業技術の革新や西欧封建社会の安定を背景に西欧で人口が増加、また十字軍の進展やヴェネツィアなど北イタリア諸都市による地中海交易の活発化を背景に、12世紀以降、ドイツ人による東方殖…

一橋世界史内容一覧

一橋過去問の内容一覧 年度 (字数) ○1977 1 アレクサンドリアの自然科学者、バグダード・カイロ、ヴェネツィア、2 大陸横断鉄道の影響 3 啓蒙思想 4 英国の恐慌対策 5 中ソ関係史 6 東南アジアの宗教と王朝 ○1978 1 スペイン史 2 東欧・ロシアの遅れ 3 大…

一橋世界史2013

第1問 次の図は、グリム兄弟の『ドイツ伝説集』に収められている有名な昔話「ハーメルンの子供たち」に登場する「笛吹き男」の絵である。この絵に関する下の文章を読み、問いに答えなさい。 (出典:阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』) 1284年のこと、ハーメル…

一橋世界史2006

1】 フランク王オットー1世(在位936~973年)の皇帝戴冠は,中世ヨーロッパ世界に一つの転機をもたらしたといわれる。彼は,10世紀半ばのイタリア情勢に対応してアルプスを越えて南下し,962年2月にローマで皇帝としての冠を受けた。このとき地中海の周辺に…

一橋世界史2012

第1問 1598年のナントの勅令(王令)の公布は、16世紀後半のフランスで30年間以上にわたって続いていた長い戦乱を終結させた出来事として有名である。では、この勅令(王令)に至るまでの経緯はどのようなものであったのか、またその目的は何であったのかを、当…

一橋世界史2011

第1問 次の文章は、フス戦争の直前に、フス派(フシーテン)によって作成された「プラハの4ヵ条」の一部である。この文章を読んで、問いに答えなさい。 チェコの共同体と、神のもとに忠実なキリスト教徒たちは、……主イエス・キリストによって新約聖書のなかで…

一橋世界史2010

第1問 次の文章を読んで、問いに答えなさい。 「政治的主権者は、もしキリスト教徒であれば、かれ自身の領土における教会の首長である。キリスト教徒たる主権者たちにおける、政治的権利と教会的権利との、この統合から、政治と宗教との双方における人びとの…

一橋世界史2009

第1問 次の文章を読んで、問いに答えなさい。 カール大帝の帝国は、イスラムによってヨーロッパの均衡が崩壊したことの総決算だった。この帝国が実現しえた理由は、一方では、東方世界と西方世界の分離が教皇の権威を西ヨーロッパに限定してしまったことであ…

一橋世界史2008

第1問 西ヨーロッパでは11,12世紀の経済発展により、遠隔地商業が盛んに行なわれるようになった。13世紀から17世紀初めのハンザ同盟の活動について、担い手、地域、交易品、そして衰退の理由に触れつつ、同時代の東方(レヴァント)貿易と対比して論じなさい。…

一橋世界史2007

【1】 カール大帝とその後継者ルートヴィヒ1世の死後、フランク王国は分裂の道を歩んだ。その過程で東西王国のいずれにおいてもカロリング家の血統に属さない国王が現れ、新しい独自の王国が形成された。王国は後にさらに発展し、西欧中世世界の中心となっ…

一橋世界史2005

【1】 中世後期のヨーロッパ大陸諸国において、君主によって設けられ、招集される議会が生まれた。フランスの三部会、ドイツの等族議会が良く知られているが、その他にスペインのコルテス、ポーランドのセイムなどがあり、諸身分や団体の代表が出席した。こ…

一橋世界史2004

【1】 宗教改革は、ルターにより神学上の議論として始められたが、その影響は広範囲に及び、近代ヨーロッパ世界の形成に大きな役割を果たした。ドイツとイギリスそれぞれにおける宗教改革の経緯を比較し、その政治的帰結について述べなさい。その際、下記の…

一橋世界史2003

【1】 15世紀イタリア社会の動向は、オスマントルコの小アジア、バルカン地方への進出と深く関係していた。トルコ勢力の攻勢の前に領土縮小を余儀なくされたビザンツ皇帝が自ら西欧に赴き、援軍の要請を行ってイタリア社会に大きな影響を与えたし、この時期…

一橋世界史2002

【1】 次の文章を読んで、下記の問題に答えなさい。 ウルバヌス2世が十字軍の必要性を訴えて聴衆の熱狂的な支持をうけたのは、クレルモン公会議でのことである。この演説は閉会式で行われたといわれるから、もともとこの会議の主題は十字軍ではなかった。参…

一橋世界史2001

【1】10世紀後半から11世紀にかけて、地中海世界は大きな歴史の転換期を迎えていた。キリスト教世界は拡大し、ローマ皇帝位をめぐる政治交渉も見られた。「ヨーロッパ世界の形成」という観点から当時の事情について述べ、その政治的・宗教的背景について説明…

一橋世界史2000

【1】 ハプスブルク家は1438年から神聖ローマ帝国の皇帝位を世襲したが、その絶頂をむかえた16世紀にスペイン系とオーストリア系にわかれた。後者はいわゆる「ドナウ帝国」として東ヨーロッパヘその支配領域を拡大していくが、その契機はモハーチの戦い(152…

一橋世界史1999

【1】 8世紀後半から11世紀にかけて、ノルマン人の活動はヨーロッパ全体に大きな影響を及ぼしたが、とりわけイングランド初期の歴史には密接な関わりを持っている。9世紀初めから11世紀までのイングランドの王朝の変遷を、次の語句を用いて説明するとともに…

一橋世界史1998

【1】 つぎのグラフは、イギリス(イングランドおよびウェールズ)とドイツの人口の歴史的変化の推計値を表にしたものである。両国の人口変動を比較して、下記の問いに答えなさい。 問1 両国の人口変動で最大の違いは何か、またこの違いが生じたのは、両国の…

一橋世界史1997

【1】 キリスト教は、4世紀末にローマ帝国の国教となることで、その後のヨーロッパの 歴史に多大な影響を及ぼした。しかし、その現実は決して単純なものではなかった。教会そのものが完成された組織とは言い難く、その分裂の事態は帝国支配のはらむ政治問題…

一橋世界史1996

【1】 中世から近代にいたる西ヨーロッパの人口を正確にとらえることは困難であり、ど うしても推計に頼らざるをえないが、歴史家による推計値はかならずしも一定していない。また、人口変動は当然ながら国や地域によって相異なった傾向を示す。とはいえ、長…

一橋世界史1995

【1】 ドイツを舞台とする宗教戦争としてはじまった三十年戦争は、ドイツに政治的利害 と領土的野心をもつフランスとスウェーデンなどの介入をまねき、多数のヨーロッパ諸国が関与する戦争となった。また、その講和会議はヨーロッパ最初の国際会議とされる。…

一橋世界史1994

【1】 次の史料は、神聖ローマ帝国内の都市ゴスラーの1219年の都市法第2条に記されているものである。この史料を読んで、下記の2問に答えよ。もしあるよそ者がこの都市に居住のためにやって来て、そこで一年と一日滞在する間、その者の隷属身分について訴え…

一橋世界史1993

【1】 教皇権が絶頂に達したのは、第4回十字軍をおこした教皇の時代といわれる。この教皇は東方だけでなく、ヨーロッパの内部にも十字軍を送っている。いわゆる異端討伐の十字軍である。これは、宗教と政治の双方においてともに重大な歴史的結果を生み出した…

一橋世界史1992

【1】 西ローマ皇帝アウグストゥルスがゲルマン人傭兵隊長オドアケルに廃位されて以後 、八世紀半ばに至るまで、旧ローマ帝国領だった地中海地域には民族の移動を含む大きな政治的変化が生じた。これらの変化を、次の三つの人名を用いて説明せよ(400字)。 …

一橋世界史1991

【1】 次の文章を読んで、下記の問いに答えよ。 中世のキリスト教的ヨーロッパ世界は、およそ500年の間に三度にわたるアジア系非キリスト教諸民族の侵入を経験した。9-10世紀にかけてのマジャールの間断ない侵入、13世紀なかばにおける突風のようなモンゴル…

一橋世界史1990

【1】 次の文章を読んで、下記の問いに答えよ。 聖フランチェスコを理解する鍵は、個人としてだけでなく、類としての人間がもつべき謙遜の徳に対する信念である。聖フランチェスコは人間が被造物に対して専制君主として振舞うことを拒否し、神のすべての被造…

一橋世界史1989

【1】 次の文章を読んで、下記の問い(ア)、(イ)に答えよ。 ところで教皇は、ギリシア人と、世襲的なローマ皇帝であるコンスタンティノープルの皇帝とを、彼の意のままに強制することができなかったので、こんな策略を考え出しました。つまり、この皇帝か…

一橋世界史1988

【1】 次の文章を読んで、下記の問いに答えよ。 13-14世紀において、ヨーロッパ諸都市を結節点として形成された広域的商業圏は「中世の世界経済」として知られている。イギリスの経済学者マーシャル(A1fredMarshal1)は、それらの都市が経済的な自由や独立…

一橋世界史1987

【1】次の文章は、イギリスの歴史家G・バラグラフの著書『転換期の歴史』の一節である。これを読んで、下記の問いに答えよ。 「西ヨーロッパは、1000年以上にわたる発展の中で、三度大きな危機を通りぬけてきた。三回とも、ヨーロッパは革命的大混乱をかいく…

一橋世界史1986

【1】ヨーロッパとロシアは、中世から近代にいたる間に周辺部の諸民族・諸国家から何回かにわたって大きな影響をうけている。スカンディナヴィア半島の諸民族・諸国家がヨーロッパとロシアに及ぼした政治的、社会的影響について9世紀から11世紀および17世紀…

一橋世界史1985

【1】マホメット(570ごろ一632)のもとでイスラム教徒として統一されたアラビア人は、かれの死後、カリフの指導下に、アラビア半島から各方面にむかって「聖戦」をくりひろげ、アラブ国家を大規模に拡張した。この征服の経過を、西南アジア世界への方向と、…

一橋世界史1984

【1】16世紀前半のヨーロッパにおける宗教改革の大きなうねりの中でうまれたイエズス会(ジェズイット教団)は、ヨーロッパの宗教状況の展開に重大な影響を及ぼすとともに、その海外布教活動の過程で、東西文化交流にも大きな役割をはたした。このことに関連…

一橋世界史1983

【1】西ヨーロッパにおける中世都市の市民は「自由」を享受していたといわれている。例えば、皇帝フリードリヒ(フレデリック)2世は、都市リューベックに与えた特許状(1226年)のなかで、「都市リューベックは常に自由であるべきである」と記しており、ま…

一橋世界史1982

【1】次の文章はカール・シュミットの『陸と海と』の一節である。これを読んで下記の問いに答えよ。〔問〕 中世中期のヨーロッパにおいても著者のいう空間像の変化・空間革命に対応する現象があった。それはどのようなきっかけによるものであったか。またそ…

一橋世界史1981

【1】 今日、ひろく世界の諸国における政治生活の基礎をなしている代議制は、その歴史的成立に即して見ると、中世ヨーロッパ諸国に特有の身分制議会にさかのぼる。そうした意味における中世の身分制議会が成立する事情を、西ヨーロッパのある一国を例にとっ…

一橋世界史1980

【1】次の文章を読んで下記の問いに答えよ。(合計300字以内) アメリカ大陸では,14,5世紀にアステカ(アズテック),インカという二つの帝国がつくられ(ア)高度な文明を発達させたが,16世紀はじめにスペインによって征服された。スペインがこの征服に…

一橋世界史1979

【1】次の文章を読んで,下記(ア)(イ)の問いに答えよ((ア)(イ)とも200字以内)。 800年にフランク国王カール(チャールズ,シャルマーニュ)がローマ教皇レオ3世によって,ローマ皇帝として戴冠されたことは,キリスト教世界の西半部においてう皇帝…

一橋世界史1978

【1】大づかみにいって、新大陸発見以前のスペインの歴史は、他の地中海諸地域との密接な関連の中で展開した。これに関連して、下記(ア)~(ウ)の問いに答えよ。 (ア) 紀元前205年ローマははじめてスペインの一部を自らの属州とし、その支配に編入した。それ…

一橋世界史1977

(以下のどれにも字数指定がなく、1行程度) 【1】次の文章を読んで,下記(ア)~(ウ)の問いに答えよ。 紀元後4世紀から10世紀にかけての地中海周辺と中近東の諸地域の都市史を広くながめると,キリスト教圏,イスラム教圏を通じて,ローマ帝政時代の都市…

一橋世界史メール

Aさんのメール 一橋大’99年度の第一問目の解答ですが、(1)アングロ=サクソン七王国はエグバートに統一されたあとも七王国と称したのでしょうか。それともカヌートに服属する頃にはすでに再び七つに分裂していたということでしょうか。(2)「ロロの建…

一橋世界史対策

●一橋大学の問題分析と対策 <1>問題分析・論述の構造から (1)易しい問題が多い 一橋大学は難しいことで名高いのではありませんか? とすぐ反論がきそうです。 いえ、易しいです。資料(史料)を出して、まわりくどく問うので難しく見えるだけなのです。 …

東大世界史1971

第1問 解答は、〔A〕、〔B〕、〔C〕、〔D〕、〔E〕の順序に書け。 〔A〕宋代の儒学(儒教)の特色を、唐代までのそれと比較して、100字程度で記せ。 〔B〕元王朝の政治権力が、中国の伝統的文化、特に、儒学(儒教)に対してとった態度を、清王朝の政治権力…

再現答案・東大(2013)

東大合格者に答案を再現してもらいました。 東大・第1問 大西洋からインド洋、太平洋にかけて広がる海を舞台にした交易活動は、17世紀に入り、より活発となり、それにともなって、さまざまな開発が地球上に広く展開されるようになった。それらの開発によって…

東大世界史過去問一覧

年度 (数字は論述の字数、問題形式) ●1970 1 中国の官吏任用制度(300)、イスラム文明の拡大(空欄) 2 古代〜近代の雑問、世界恐慌、フランス革命 ●1971 1 中国・儒学史 2 キリスト教史(古代〜現代、空欄・下線設問) 3 第一次世界大戦から第二次世界大…