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世界史教室

大学受験生のための世界史問題解説

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東大世界史解答文

東大世界史解答文 (25カ年分の全問全解答) 中谷 臣著

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「パブー」というネットの電子書籍作成サイトから買うことができます。
http://p.booklog.jp/

 上段の右側にある検索欄に「東大世界史解答文」と入れて検索ボタンを押してください。あるいは下の表紙をクリック。ほとんどはマンガ中心のサイトですが、随筆や論説もあります。

 利用可能端末:PC、iPad、iPhone、Kindle、SONY Reader、iriver Cover Story Basic、Android携帯
 購読形式:PC版、ePub版、PDF版。

  • 東大世界史解答文
  • 中谷 臣
  • 900円(税込)
  •  25カ年分(2011-1987年)のすべての問題(第1問・第2問・第3問)とその解答文を掲載しました。東大の世界史は、とくに第1問の採点が厳しく、なかなか高得点はとりにくい。そこで添削例を示し、かつ3段階(3レベル)の解答文を示して、段階的にレベルを上げていく。読むだけで東大型の世界史答案の書き方...

 これらの端末で読むためのガイド(ダウンロードとその後の端末毎の使い方)が「パブーご利用マニュアル」のところをクリックすると見ることができます。携帯で見るより、プリントして読みたい方もおられでしょう。もちろん印刷できます。電子書籍では78ページとなっていますが、紙の本に割り付けると300ページくらいになります。

 価格は、900円です。
 お支払い方法には、クレジットカード決済、または、おさいぽ!決済(銀行振込・コンビニ決済・ゆうちょ振替・PayPal決済)

 下に2011年度分だけ表示しますが、パブーに飛んで、この本を見つけたら8ページ分2年間(2011,2010年)の問題・添削例・解答文(レベル1-3)を見ることができます。

 もし気に入ってお買いくださるなら、解答文を見ないで、自分で解答をつくり、添削の箇所の指摘と自分の答案が該当するところがないか見てから、レベル1へ行くのが勉強になります。入試直前であれば、レベル1から3まで読むだけで、問題の素直なとらえ方、課題に合致した解答の作り方、多様な考え方や構成が学べます。

 


 小序 
 25カ年分(2011年から1987年)のすべての問題(第1問・第2問・第3問)とその解答文を掲載しました。

・この本の意図は、受験生とわたしが10年近くメールによって添削をしてきた実例を示すことで、世界史論述に強くなるためのスキルと知識を見つけてもらうことにあります。

・第二の意図は、受験参考書出版社や予備校の参考書に「模範」答案はあるものの、首を傾げるような解答が並んでます。「ひでえ」と嘆くより、マシな答案を提示して、こんな風に書くものですと、わたしなりの見本を示すことにあります。わたしの言葉を鵜呑みにしないで、今きみが持っている解答例とわたしの(解答例)を見比べてみるといい。「模範」答案が、添削の対象にした(学生の答案)と似た欠点をもっていることを発見するでしょう。わたしが作成した(解答例)は、合格者たちに再現答案をつくってらい、開示された点数と見比べてきた経験から、まだマシとおもう答案です。

・またいろいろな段階の受験生とメールのやりとりをして、レベルのちがう答案が必要なことも分かってきました。あまりに高いレベルの「模範」答案を提示しても書けない場合があり、この受験生にはせめてこれくらいは書いてほしい、という最低限の答案というものがあります。また中には高校生のレベルを超えて、教師にも書けないレベルに達している受験生もいたりします。こういう受験生向きの答案というものもあっていい、と考えます。合格者でもいくつものグレードがある、ということです。 
 それで主に第1問の論述にかぎって、3グレード(レベル)の答案例を載せることにしました。春に勉強を始めたばかりであれば、第1グレードの答案が書けるように目指せばよく、また世界史はどうしても時間的に割けない、他の科目の克服が課題という受験生はこの第1グレードだけでいい場合があります。どちらかというと教科書を引き写した程度の答案ですが、しかしシッカリ課題にあった解答文になっている、というレベルです。この第1問が20~24点だとすれば、12~16点前後はとれる答案です。銅・銀・金のうち銅をゲットして表彰台に上がろうという魂胆です。なお教科書は『詳説世界史』を参照します(2009年印刷のものを使いますが、年によってページが少しずつずれる場合があります。教科書の頭に「世B016」とあるもの)。
 第2レベルは20点前後くらいの答案例です。厳しい東大の採点に耐えられる内容のものです。教科書以外に『世界史論述練習帳new』(パレード)の巻末「基本60字」や用語集などを利用して作成する答案です。 
 第3レベルの答案例は加点ポイントが多く、全体構成も一般的なものでなく、ユニークな構成と詳細な知識のあることを示していて、満点に達する解答です。世界史オタクといっていい答案です。開示された得点の高い受験生の答案も参考にしました。
 いい換えれば、まあまあ→ええ→すげえ、という順です。自分で、すげえ、というのも変ですが、わたしが高校生のときには書けなかったという意味です。
 解答例毎に構想メモを付けました。解答例間の違いをハッキリさせるためです。たんに詳しくなるだけの解答例は構想メモは一つだけの場合もあります。 

・なお添削の対象になった答案例は、幾人もの受験生の答案をミックスしたものです。添削の内容から自他の答案に対する批判の目を養ってください。

 解答文を構成するのに必要な取り組み方、問題のとらえ方・解き方、といった方法の基本は拙著『世界史論述練習帳new』(パレード)に書いてあるので、これを学習してほしい。
 第2問対策はこの参考書の「基本60字」が参考になります。
 第3問対策は、ほぼセンター・レベルなので『センター世界史B各駅停車』(パレード)で間に合いますが、不足するところは山川『世界史B用語集』の頻度4以上が妥当です。

・とくに第1問は、知識はあっても課題に合った構成ができないものなので、学生の解答と添削で知識の補強と構成・編集の仕方を学んでほしい。レベル1~3の解答例を読むだけでも、論述的な文章構成がどういうものか分かってきます。
 なおこの参考書で世界史のすべての解説を望まれても筋違いです。解説や書くためのデータのために用意してほしいものがあります。基本は教科書『詳説世界史』(山川)が主で、補助として東京書籍の『世界史B』です。あとは大まかな流れを知るには拙著『センター世界史B各駅停車』(パレード)、用語集(山川)、歴史地図(とくに吉川弘文館の『標準世界史地図』)、年代は『世界史年代ワンフレーズnew』(パレード)。詳し目の参考書として『詳説世界史研究』(山川)と『世界史小辞典』(山川)。そしてわたしのホームページ『世界史教室』に過去40年分の問題と解説があります。